東亜建設工業(1885)について

企業分析

こんにちは!初投稿です。

第3四半期決算で気になった(実際に購入した)銘柄について考察します。

決算内容は、一言で言うと・・・

今期経常29%上方修正・28期ぶり最高益・配当金40円増配、自己株式50万株消却

最近の日本株決算は増収増益だけでは好感されず、株主還元がいかにあるか、コンセンサスを上回らないと出尽くしで下がることも多くあります。

ですが、今回の決算はサプライズが多く、2月8日の決算後PTSでストップ高していました。9日は初値からしばらくして、ストップ高はりつけになると考え、100株成行で購入しました。

予想は的中し、4.9%(+21,000円)です。

でもPTSの動きだけでの購入は根拠に乏しく、購入はできません。

理由は、①28期ぶり最高益 ②コンセンサスを上回った ③決算説明書 

①28期ぶり最高益

企業として変化が起きていることは明白です。決算短信を見ると、高採算工事の増加による売上高増加、設計変更にて利益獲得ができたためとあります。

また建設業全体のことではあるが、国策でもある、洋上風力導入に伴う仕事が増えていき、港湾工事を得意とする東亜建設工業の仕事が増えると想定できます。

②コンセンサスを上回った

読んで字の如くではあるが、期待値を上回ったことは嬉しいサプライズなので、買う理由になります。

③決算説明書

第2四半期に続き、連続増配発表ありました。投資歴6年目になりますが、あまり見たことのない光景です。

2023年度本決算で発表されたPBR向上に向けたアクションプランの配当性向40%以上基づいた発表です。

東亜建設工業は、シティインデックスイレブンスがおよそ6%株式を保有しています。

所謂物言うアクティビストです。

彼らの影響により、還元を強化していることが、決算説明資料の最終ページにあります。

株式分割、自己株式消却の発表です。

もちろん還元発表は嬉しいです。

会社としては乗り気ではないが、株主の要望に応えないといけないというニュアンスを私には感じました。

本決算も好調を推移し、来年度も更なる還元が期待できます。

長くなりましたが、以上が東亜建設工業を決算後の成行で購入した理由です。

投資は自己責任なので、判断はご自身で行なってください。

皆様の投資の一助となれば幸いです。

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